受験生・保護者の皆さま

専攻・専修紹介

社会科教育専修

在校生からのメッセージ

社会科教育専修では、各学年25名程度の学生が小学校、中学校社会科、高等学校の地理歴史科・公民科の教員を目指して日々励んでいます。アットホームな雰囲気の中で、お互いに助け合いつつ切磋琢磨しながら学生生活を送っています。また、社会科教育専修には、8名の先生方がいるため、幅広い分野の専門的で深い学びが得られるのが特徴です。
社会科教育専修では、地理・歴史・公民の3分野それぞれの講義・演習に加えて、社会科の教員に必要な資質・能力を伸ばすために社会科教育を学んでいます。3年生からは研究室に所属し、専門的な分野の研究を行います。先生方と一緒に、自分が興味のある分野を更に追究することが出来ます。講義や演習では、社会のより深い理解を目指したフィールドワークを行うこともあります。
皆さんもぜひ、社会科教育専修の一員として充実した大学生活を送ってみませんか?

社会科とは…

公民的資質の育成を目指して作られた教科が、社会科です。「よりよい市民」を目指すために、さまざまな人文社会科学の知を結集した総合教科というのが、その大きな特徴なのです。
社会科が培う「問題を発見し、そして解決する力」は、グローバル化が進むこの現代社会にこそ、求められているのではないでしょうか。そうした力をもつ子どもを育てる教員を養成することを、社会科教育専修では目指しています。

多彩なカリキュラムと親身な指導のゼミナール

総合教科である社会科にふさわしく、地理・歴史系と公民系との二つの分野の専門的スタッフによる幅広く、そしてより深い授業が展開されています。講義形式の授業やフィールドワークを通じ、時空を超えて多くの人たちの声に耳を傾け、物事に触れることができるのが、社会科の魅力です。
3年生になった時点で各研究室のゼミに参加し、親身な指導のもとに専門的知識を深めていきます。教育実習だけでなく、現場の小中学校に接する機会も多く設けられていて、たしかな実践力を身につけることができます。

取得できる免許状・期待される進路

小学校教諭免許状、および中学校教諭免許状(社会)が取得できます。さらに必要な単位を修得すれば高等学校教諭免許状(地理歴史・公民)の取得も可能です。小・中学校の教諭はもちろん、一般企業・公務員への就職や、大学院への進学など、多様な進路を選択することができます。

主な授業科目

日本史概論Ⅰ/Ⅱ 外国史概論Ⅰ/Ⅱ
地理学概論Ⅰ/Ⅱ 地誌学概論
法律学概論 宗教学概論
経済学概論 哲学概論
民俗学概論 社会学特論
社会調査/地理歴史調査 社会科教育演習Ⅰ/Ⅱ
地理歴史教育演習Ⅰ/Ⅱ 公民教育演習Ⅰ/Ⅱ

担当教員

伊藤 宏二 佐藤 正志
中條 曉仁 西野 肇
村井 大介 矢野 敬一
山田 智 米原 優

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