理科教育専修
在校生からのメッセージ
理科教育専修では、幅広く物理、化学、生物、地学、理科教育の全分野を学びます。
例えば、生物や地学の授業では実際にフィールドに出て、里山について学んだり地層を観察したりと普段なかなかできないことを体験できる機会も多いです。
3年生からは各自がゼミに分かれて専門分野の研究を行います。さまざまな分野の先生がいるため、より充実した研究ができると思います。私たちが所属する化学研究室では、分子の構造や性質について研究し、それらを水質調査や色による分析に応用する研究を行っています。専修の仲間とも仲が良く、お互い高め合いながら楽しんで大学生活を過ごしています。
皆さんも理科専修で理科の楽しさを伝えられる教師を一緒に目指しましょう。
科学の追求と楽しい理科の授業づくり
科学の進歩はますます加速度を増し、新しい科学の内容を理解するには大変な時代になってきました。このような時代に適応した、専門性豊かな理科教師のプロとして必要とされる能力を身につける教育が受けられます。最先端の科学の進歩を理解する能力、実際に科学を追求する能力、理科の授業やカリキュラムを現在の社会状況という視点から捉え直す能力、科学の本質に基づいた楽しい理科授業を生み出す能力を育成します。
優れた教授陣
物理学・化学・生物学・地学・理科教育学の種々の専門にわたる教授陣からなり、大学ならではの設備も充実し、それぞれの分野で国際的にも最先端の研究が進められています。
また、これまでの多数の卒業生とのつながりも密であり、色々な研究協力をしていただいています。研究室には3年次から入り、指導教員の指導を受けます。それぞれの研究室では、少人数のゼミナールはもちろん、各研究室の諸活動に参加でき、広く深く専門知識を習得でき、優れた理科授業が創造できるように配慮されています。
取得できる免許状・期待される進路
小学校教諭免許状、および中学校教諭免許状(理科)が取得できます。さらに、必要な単位を修得すれば、高等学校教諭免許状(理科)の取得も可能です。現役で小学校・中学校・高等学校の教諭に採用される以外に、大学院に進学して、関心のある分野を深く学んでから就職する学生もいます。
主な授業科目
実験(物・化・生・地) | 基礎科目(物・化・生・地) |
物理数学・量子物理学 | 有機化学 |
分析化学 | 分子生物学 |
系統進化学 | 生態学 |
自然災害学 | 地球・宇宙システム |
地球史 | 自然観察フィールドワーク |
理科教育法 I | 理科教育学演習Ⅰ・Ⅱ |
中等理科教育法 I~IV |
担当教員
内山 秀樹 | 加藤 英明 |
栗原 誠 | 郡司 賀透 |
古賀 幹人 | 小南 陽亮 |
丹沢 哲郎 | 延原 尊美 |
本多 和仁 | 山本 高広 |
雪田 聡 |