受験生・保護者の皆さま

専攻・専修紹介

教育心理学専修

在校生からのメッセージ

本専修では、心理学に関するさまざまな専門的知識・技能を1年生の時から学んでいきます。3年生になると、教育実習とは別に、週に1回,学校等の教育実践現場に入り子どもたちと関わりながら心理面・学習面の支援を行う授業(教育心理学実践研究ⅠⅡ)があります。子どもたちと実際に関わる中で、それまでに習った心理学の専門的知識や技能を現実場面で確かめたり応用したりする機会が得られます。生きた知識・技能としてあらためて学びなおすよい機会になっています。
本専修は、定員9名とこぢんまりとしていますが、その分、お互いに仲がよく、まとまっています。様々な場面でお互いに助け合い、日々、将来の夢や目標に向かって高めあっています。

私たちがめざすもの

現在の子どもを取り巻く様々な問題の根底には、子どもの「生きて学ぶ力」の欠如が指摘されています。本専修では、心理学の知識・技術を基礎として、子ども一人一人の学習プロセスや心の動きを理解しつつ、主体的で生き生きとした学校での学びと生活をサポートできる力を備えた教員を育成します。

授業で学ぶこと

講義や演習、実験など様々な形態の授業を通して、学習、認知、発達、臨床などの心理学を学びます。これにより、入学前にはイメージできなかった心理学の多様な側面を把握すると同時に、個に応じた学びと現代の学校生活への適応を支援するための実践的な知識・技能を学びます。3年生では学校教育等の現場に出かけ、実際に子どもたちや学習者と触れ合いながら、その学習・生活をサポートするプログラムに参加します。これは、目の前にいる子どもの心を把握したり、子どもの発達や認知、対人関係の特徴を踏まえて的確なサポートを行えるようになるための実践的な知識・技能を身につけることがねらいです。

取得できる免許状・期待される進路

小学校教諭免許状が取得できます。さらに必要な単位を修得すれば、中学校・高等学校等の教諭免許状の取得も可能です。期待される進路としては、小中高等学校の教員、公務員、一般企業、大学院進学などがあります。

主な授業科目

心理学入門 認知心理学
児童理解の方法 学校心理学
発達心理学Ⅰ・Ⅱ 教育心理学演習
学習カウンセリング 教育心理学実践研究Ⅰ・Ⅱ
学校カウンセリング論 心理学基礎実験

担当教員

村越 真 小林 敬一
小林 朋子 古見 文一

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