
魅力溢れる教師を目指して
静岡大学教育学部は「学校の先生」を養成する学部です。幼稚園、子ども園の先生から、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の先生、各学校の保健室の先生まで、多様な「学校の先生」を育てています。
「学校の先生」すなわち教師という職業には、どんな魅力があるでしょうか、どんなやりがいがあるでしょうか。教育学部を卒業し学校で活躍中の先生方に教師の魅力を聞くと、「未来を担う子どもたちに必要な知識・技能や資質・能力を身につけさせながら、共に学び成長することができること」、「額に汗し、目を輝かせて学びに没頭している子どもの姿を見る時、曇っていた子どもの瞳を輝かせることができた時、子どもの成長を実感できた時、それまでの苦労が喜びに変わり大きな充実感を味わうことができること」などの答えが返ってきます。
一方で、教師には重い「責任」もあります。子どもと上手に寄り添えず、子どもの心を理解できなければ、子どもからは信頼されません。興味・関心を持たせ分かるように教えることができなければ、学びの楽しさを伝えることはできません。信頼が得られず、子どもの意欲的な学びが引き出せなければ、子どもたちの豊かな可能性を伸ばせず、その芽を奪ってしまうことになるかもしれません。どうしたら、子どもの心を理解できるのか、子どもの信頼を得ることができるのか、面白く分かりやすい授業をすることができるのか、、、これらを学び追究していく場が教育学部です。
「学校の先生」すなわち教師という職業には、どんな魅力があるでしょうか、どんなやりがいがあるでしょうか。教育学部を卒業し学校で活躍中の先生方に教師の魅力を聞くと、「未来を担う子どもたちに必要な知識・技能や資質・能力を身につけさせながら、共に学び成長することができること」、「額に汗し、目を輝かせて学びに没頭している子どもの姿を見る時、曇っていた子どもの瞳を輝かせることができた時、子どもの成長を実感できた時、それまでの苦労が喜びに変わり大きな充実感を味わうことができること」などの答えが返ってきます。
一方で、教師には重い「責任」もあります。子どもと上手に寄り添えず、子どもの心を理解できなければ、子どもからは信頼されません。興味・関心を持たせ分かるように教えることができなければ、学びの楽しさを伝えることはできません。信頼が得られず、子どもの意欲的な学びが引き出せなければ、子どもたちの豊かな可能性を伸ばせず、その芽を奪ってしまうことになるかもしれません。どうしたら、子どもの心を理解できるのか、子どもの信頼を得ることができるのか、面白く分かりやすい授業をすることができるのか、、、これらを学び追究していく場が教育学部です。
教育学部には、幼児教育、小・中学校の教科教育、特別支援教育、養護教育のスペシャリスト、多様な専門的能力を持ったユニークで魅力的なスタッフがそろっています。大学の研究室、教室等での学びだけではなく、児童・生徒と直接触れ合う教育実践に基づく学びを重視したカリキュラムが組まれています。近年、社会の大きな変容に伴い、学校現場の教育課題も複雑化、多様化していて、これからの教師には、「チームとしての学校」の一員として、すべての教師に必要な共通の力量を備えた上で、各々が多彩な個性や強みを活かし、伸ばしながら貢献していくことが求められます。教師になってからも、子どもや社会の変化等に応じながら、学び、力量を高め、成長し続けることが必要となります。
こうした社会の要請に応えるため、私たち静岡大学教育学部では、2019年度より学部4年間を貫いた体系的カリキュラム「教職キャリア形成プログラム」を本格的に導入しました。理論と実践を結び付けた授業科目や異学年間の交流活動等を導入した魅力的なカリキュラムであり、学生一人一人が自分の目指す教師像を見据え、教師としての強みを自覚的に形成できるように再編しました。本学教員はもとより、先輩学生、先輩教員、教育委員会の先生など多くのサポートを受けることができます。まずは教師という職業を理解し、自分の将来の成長までを見据えて、その基礎を培って送り出すことを重視しています。
こうした社会の要請に応えるため、私たち静岡大学教育学部では、2019年度より学部4年間を貫いた体系的カリキュラム「教職キャリア形成プログラム」を本格的に導入しました。理論と実践を結び付けた授業科目や異学年間の交流活動等を導入した魅力的なカリキュラムであり、学生一人一人が自分の目指す教師像を見据え、教師としての強みを自覚的に形成できるように再編しました。本学教員はもとより、先輩学生、先輩教員、教育委員会の先生など多くのサポートを受けることができます。まずは教師という職業を理解し、自分の将来の成長までを見据えて、その基礎を培って送り出すことを重視しています。
静岡大学教育学部は、魅力あふれる教師を目指す意欲あるみなさんをお待ちしています。
教育学部長 熊倉 啓之