教育実践学専修
在校生からのメッセージ
教育実践学専修のポイントは、「学校教育実践Ⅰ〜Ⅳ」という授業で、1年生から小学校での訪問活動を行って毎週、授業に実際に参加し、子どもの実態や指導方法などを学べることです。また、小学校との交流活動で同じ専修の1年生から4年生までの学生が協力して、子どもたちに楽しんでもらえるイベントを企画・運営できるのも魅力です。
さらに大学では実践と理論を結びつけるために、教育学の基礎理論を中心に学べます。現職の教員とふれる機会も多く、実際の学校現場での仕事内容や授業方法を身につけることができます。また、中学校や高校の教員免許は入学後に取得教科を選ぶことができ、国語・数学・理科・社会・英語・保健体育など、自分が興味を持つ教科で取得できることも、教育実践学専修のポイントです。教育実践学専修は、学校現場での実践、教育理論共に学べる専修なので、教員になりたいと思う人にはぜひオススメです。
教育実践学専修のめざすもの
21世紀、変化の激しい流動的な社会において、未来の子どもの成長を支援する学校や教師は、どうあるべきでしょうか。これからは、地域の学校、個性ある学校を子ども・教師・保護者及び地域で共に創造していくセンスが求められます。
教育実践学専修では、まず自分の受けてきた教育体験をふり返りながら、いまの子どもや学校現場の状況を参画的実習で捉えます。また、これからの社会観・人間観・子ども観をふまえて、学校やカリキュラム(教育課程)の在り方を検討します。
この専修は、それらを基礎にして、教育現場で具体的に学校やカリキュラムをデザインしていく力量を育てることをねらいとしています。具体的には、グローバル(地球的)な視野で現代社会を見つめる力、学校・教師や子どもの有り様を歴史的に理解し、現代にふさわしい在り方を問う力を重視します。
さらに、実践的な見地から、子どもの学習や活動を指導・支援する力、学校・学級を経営・運営する力を身につけます。これからの社会や学校を創るために、教育のあり方をもう一度見つめ直し、子どもたちが基礎的学力と生きる力量を身に付けることのできる実践的学問を追究します。
取得できる免許状・期待される進路
小学校教諭免許状が取得できます。さらに必要な単位を修得すれば、中学校・高等学校の教諭免許状の取得も可能です。卒業生の進路は、小学校・中学校の教員(学校・学級経営や教育課程・学習方法論を得意とする分野)、本学をはじめとした教育学系の大学院への進学、教育関係の企業への就職があります。
主な授業科目
キャリア教育論 | メディア教育実践学 |
学校教育実践Ⅰ~Ⅳ | 教職論 |
学校教育実践研究Ⅰ~Ⅳ | 教育経営論 |
欧米学校史 | 美的教育論 |
教育哲学 | 子どもをめぐる法と制度 |
担当教員
稲葉 英彦 | 塩田 真吾 |
渋江 かさね | 島田 桂吾 |
菅野 文彦 | 藤井 基貴 |
中村 美智太郎 |