受験生・保護者の皆さま

専攻・専修紹介

家庭科教育専修

在校生からのメッセージ

皆さんは、家庭科と聞くと、どんなイメージがありますか?
調理実習、裁縫などといったイメージでしょうか。しかし、家庭科では衣食住に加え、家族や地域、消費生活など、さまざまなことが学べます。生活を豊かにするための大きな鍵となる教科が、家庭科に他なりません。
家庭科教育専修では、身の回りに当たり前のようにある物事を、違う視点から見つめ、考え、学ぶことで、家庭科教員になるための資質を高めていきます。「なぜお米は吸水させてから炊くのか」など、普段何気なく行う操作を、理論と実習を通して実践的に学び、生活をよりよくしていくための知識と技術を身に付けることができます。
家庭科教育専修は少人数で、みんなが仲良く、温かい雰囲気も魅力です。また、先生や先輩との距離も近く、指導やアドバイスを受けながら学びを深めることができます。皆さんもぜひ、家庭科教育専修の一員として、充実した大学生活を送ってみませんか?

よりよく生きることを科学する

人間の発達やヒトの生命活動、生きるための行動、生活文化の歴史、さらに人間生活そのものを学びます。家庭生活をシステムとしてとらえ、家族、個人のライフステージ、ライフスタイルに沿って生活者の視点で追究し、生涯を通じて共に学び合う力を培います。

男女で学び、男女で教える家庭科

家庭科は高等学校においても男女ともに必修科目であり、小学生から高校生まで男女が共に学び、大きな成果をあげています。本学でも、すでに、中学校、高等学校の男性家庭科教員を輩出しています。

学際的で総合的なカリキュラム

家庭科では、人間生活の基礎単位である家庭を軸に、人の発達や福祉、家族関係、家庭経済・経営・管理の機構、生活の場で用いる衣・食・住などの「もの」と「人」との相互関係としての現象や技術、それらが創り出す環境について学びます。自然科学、社会科学および人文科学などの諸面から、研究を深められるように、スタッフがそろっています。講義とともに実験・実習・演習が用意され、自由に選択することができます。3年生になると、研究の指導教員を決め、少人数でゼミや実験などの指導を受けながら、卒業研究に向けて、深い学びが進められます。

取得できる免許状・期待される進路

小学校教諭免許状、および中学校教諭免許状(家庭)が取得できます。さらに、必要な単位を修得すれば、高等学校教諭免許状(家庭)の取得も可能です。
卒業後の進路は、小・中学校や高等学校の教諭、本学をはじめ家政学系・生活科学系の大学院進学、公務員や家政教育の総合性と専門性を活かした一般企業への就職など、多様な選択が可能です。

主な授業科目

食物学・実験 調理学・実習
被服学 家族関係論
家庭経営学 消費者市民教育論
保育学 住居学
家庭科教科内容指導論 家庭科教育法

担当教員

色川 卓男 村上 陽子
冬木 春子 小清水 貴子
竹下 温子

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