【初等学習開発学専攻】高校の「総合的な探究の時間」で授業を実践!

2025年5月12日、初等学習開発学専攻の2年生が御殿場南高等学校を訪問し、1年生の「総合的な探究の時間」で授業を実践しました。授業を受けた高校生へのアンケートからは、「物事は大きい部分だけとか、小さい部分を見るのではなくて全体を見渡して考えることが重要だと思った」、「1つの問題は複数の課題や問題と繋がっていることが分かった。また思った以上に日本や御殿場の課題が多くあり、自分のすべきことを考えることができた」、「フィルードワークを何のために行うか、また、どんなことを知りたいか個人個人で違うことも理解できた」といった感想が寄せられました。

授業の計画段階では、高校に入学したばかりの高校1年生をイメージし、思考の流れをシミュレーションしながら、どのような問いかけや活動がよいかを繰り返し検討しました。 授業では、地域課題を解決する地域探究に取り組む高校生に対して、「何のためにフィールドワークへ行くのだろう?」と題したワークショップ形式の授業を実践しました。 授業の実践後には、高校の担当教諭とともに、想定していた展開と実際の高校生の反応、自分たちの対応を振り返り、成果と具体的な改善案を見出すことができました。

今後も引き続き支援活動を通して、探究的な学びの支援のあり方を実践的に考えていきます。

高校のウェブサイトで紹介された今回の取り組み

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▲体育館に1年生が集まり模造紙を広げて考えました