この度、本学部学術研究員の河合美保氏を筆頭著者とする論文「保育者は園庭遊具での遊びの意義と安全管理のジレンマをどう解決するか?」が安全教育学会優秀論文賞を受賞しました。
本論文は、本学部教授(当時)の村越真氏、本学部4年生(当時)鈴木香穂氏との連名によるもので、本学部附属幼稚園との共同研究の成果です。
論文では、こどものやりたい気持ちを受け止めながらも遊び場面での事故を防ぐ幼稚園教諭の見守りや指導の実相を、丁寧な聞き取りと質的研究で明らかにしました。
本研究の知見は、既に幼稚園教員への研修にも試行的に応用されています。
中核的な知見である、「リスク累加要因によるリスクの変化の把握」「リスクの変化に応じた段階的対応」は、遊びが重要な意義を持つ幼稚園教育の中で、安全管理とのジレンマに悩まされる保育者に対して、具体的な指針を提供することが期待されます。

