本学部・小林朋子教授が県内高校と連携してソーシャルスキルトレーニング講座を開講しています

 地域連携の一環として、本学部の小林朋子教授が県立伊東高校城ヶ崎分校で、対人関係の技能を学ぶソーシャルスキルトレーニング講座を開講しています。その様子は9月21日付の静岡新聞でも取り上げられました(静岡新聞社編集局調査部許諾済み)。
 小林教授の専門は、学校カウンセリング、教育相談、生徒指導。こうした分野全般の研究や実践活動を行っています。
今回の講座は、トレーニングを通じて高校生にコミュニケーション能力を育成してもらうことがその趣旨です。3年前にスタートしてから以後、学校から継続的に進めたいという要望もあり、現在まで続いています。毎年度、「感情」に焦点をあてた内容を入れ、先生方と生徒の実態に応じて何をやるかを決めています。
 こうした継続的な取り組みの結果、生徒のソーシャルスキルやレジリエンスの確実な向上が、研究データにより確認されています。また先生方がソーシャルスキルの指導案を書いて授業を進めることができるようになり、先生方のスキルアップにも大きく役立っています。
 取り組みは、来年度も引き続き行う予定です。授業を担当する若手の先生方のさらなるスキルアップも目指しており、今後が期待されます。
 なお、小林研究室ウェブサイトはこちらです。