「研究公正ポータル」にて、藤井基貴准教授(教育学部)のドイツの研究公正システムに関する論文が紹介されました。

研究公正事業の一環として科学技術振興機構(JST)、日本医療研究開発機構(AMED)、日本学術振興会(JSPS)が共同運営しているwebサイト「研究公正ポータル」において、藤井准教授がドイツの研究公正システムについて分析した論文2本が紹介されました。同論文は『静岡大学教育学部研究報告 人文・社会・自然科学編』において発表されたものです。

藤井准教授は国内外の研究者と連携しながら、世界各国の研究公正システムに関する共同研究を進めています。そのなかで米国のように「研究公正局」を設置して集権的システムを構築している国とは異なり、研究者および研究機関の自律性及びセルフ・コントロールを基盤にすえるドイツ型「研究公正システム」に注目して、そのガバナンス思想および制度設計を比較検討してきました。

※同研究は文部科学省科学研究費助成事業(基盤研究C:15K04288)「ドイツにおける『研究公正システム』の構築と展開に関する思想的・制度的研究(研究代表者:藤井基貴)」及び同事業(基盤研究B:23330222)「知識基盤社会におけるアカデミック・インテグリティ保証に関する国際比較研究(研究代表者:羽田貴史)」の一環として進められたものです。

詳細については以下をご覧ください。
http://www.jst.go.jp/kousei_p/outline_research.html/