2024年10月28日、本学部初等学習開発学専攻の3、4年生が、御殿場南高等学校を訪問し授業をしました。
御殿場南高等学校では1年生が「総合的な探究の時間」を中心に、持続可能な人・まちづくりに向け地域課題を解決するアイデアの提案を目指した地域探究に取り組んでいます。本専攻は、ふじのくに地域・大学コンソーシアムによる「令和6年度高大連携探究支援事業(大学生による探究支援事業)」に参画し、この探究学習の支援を行っています。
特に今年度は、高校生のグループ活動当日に訪問して助言するだけでなく、フィールドワークのふりかえりや報告会の内容、個々の関心にそったグループの構成の仕方を提案した上で、今回は、大学生自身の探究活動の経験を踏まえた問い「そもそも探究とは何か」「よりよい探究となる個人活動とグループ活動の関係」をなげかけ、考えてもらう授業を実践しました。
今後も、この授業で問いかけたことが少しでも生徒の皆さん自身の気づきにつながり、よりよい探究となることを願いながら、グループ活動を支援し、探究学習の設計・支援のあり方について実践的に学んでいきます。
▲テーマから探究の問いを考えよう
▲個人とグループの関係をケーススタディで考えよう
参考:高校のウェブサイトで紹介されたこれまでの取り組み
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