教育学部附属特別支援学校の生徒がものづくりに挑戦 -「大学へ行こう!」動くおもちゃづくり・あそび・探究-

9月17日、教育学部松永泰弘教授が、附属特別支援学校の高等部1年生を対象に「動くおもちゃづくり」の授業を実施しました。

▲動きの仕組みを考察し発表

▲動くおもちゃづくりに挑戦

 

この授業は、大学と附属学校の連携事業の一環で実施されるものです。「大学へ行こう!」という単元として、特別支援学校の生徒を大学のキャンパスに招き、授業を実施しました。

今回の授業は、理科の内容を含む技術の木工の授業で、動くおもちゃをつくり、実際にあそび、さらに、どうやって動いているのか、動く仕組みを探究しました。
木工で使用するノコギリ、キリ、カナヅチなどの道具の使い方を学び、実際に木をノコギリで切り、キリで穴をあけ、木のおもちゃを作りました。木の削り屑や、木のにおいを感じながら紙ヤスリで仕上げ、慣性の法則で紐を移動する木のおもちゃ「ゆらごりくん」を全員が完成することができました。
生徒たちは、完成した「ゆらごりくん」を実際に動かして、動きの仕組みを探究し、考察結果を発表しました。

特別支援学校の生徒たちは、「自分の手で作ることができて達成感があります」、「どうやって動いているのか作りながら考えました」、「いつもより楽しい授業でした」と声を弾ませ感想を寄せました。

▲慣性の法則で動く「ゆらごりくん」

▲木工に集中しています