教育学部 塩田真吾准教授は、KENTEM(株式会社建設システム)と共同で研究を進める診断サービス「こころのリスク診断」について、9月5日に記者会見を開催しました。
塩田准教授とKENTEMは、この共同研究で、SNS、いじめ、怪我など様々なリスクに対応するために、子ども自身が自分のリスクを把握して、自分に合った対応を考えるための診断サービス「こころのリスク診断」を、両者の知見を活かして開発しました。
「こころのリスク診断」の特徴は、従来の教員が子どものリスクを把握して対応するサービスと異なり、「子ども自身が自分のリスクを把握する」、「子どもが自分でリスクに対応する力を育てる」、「教員も把握できるが負担減少になる」という3点です。
会見で塩田准教授は「子どもたちがうまくストレスなどと付き合っていく、自分が必要だと思ったときに使いたくなるサービスにしたい」と述べ、今後広く実証実験をスタートした後、2025年4月に全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校などを対象に、サービス開始を予定しています。
記者会見(写真一番右が塩田准教授)
記者からの質問に答える塩田准教授(写真右)
「ココロのリスク診断」共同研究開始を記念して
関連リンク
■ プレスリリース
「子ども自身が自分のリスクを把握して、自分で対応するリスクマネジメント力の育成を目指した「こころのリスク診断」の共同研究をスタート -ポストコロナ時代における多様なリスクに対応するための診断サービスを提供-」
■ 塩田 真吾 准教授|静岡大学教員データベース
■ 塩田真吾研究室 ウェブサイト