静岡大学教育学部と静岡東高校・静岡市立高校とNPO法人しずおか共育ネット 「総合的な探究の時間」連携協定に調印

令和4年度の新学習指導要領から本格的に静岡県内でもスタートした「総合的な探究の時間」等の連携に向けて、静岡大学教育学部は、静岡県立静岡東高等学校および静岡市立高等学校と特定非営利活動法人しずおか共育ネットの三者にて連携協定を締結しました。

高等学校における「総合的な探究の時間」等における効果的な指導法や教材の研究・開発に取り組むとともに、「総合的な探究の時間」等を推進するための支援体制の拡充を図り、未来を担う人材の育成に寄与することを目的とします。

9月29日には、協定の締結式が静岡キャンパスで行われ、本学 熊倉啓之 教育学部長、

静岡東高等学校 宮田治幸 校長、静岡市立高等学校 飯田寛志 校長、NPO法人しずおか共育ネット 井上美千子 代表理事が出席し、協定書に調印しました。

締結後、宮田校長(静岡東高校)から、「未来を担う人材を育むための探求力が学べるといい」、

また、飯田校長(静岡市立高校)から、「生徒の能力が発揮できるように、そのためにも大学の資源を活かす仕組みづくりを進めたい」と述べました。

さらに、井上代表理事から、「高校生が将来を見据えたアカデミックな学びが期待できる。教育学部という大きな組織が高校生の学びを支援していく画期的な試みです」と期待を寄せました。

熊倉学部長から、「静岡大学教育学部は、幅広い専門分野の教員が揃っている。専門的な知見を提供し、高校生が探求していく力を身につけるようサポートしていく」と決意を語られました。

▲充実した探求学習のために力を合わせて

(左から井上代表理事、宮田校長、飯田校長、熊倉学部長)