初等学習開発学専攻の学生が小学校の総合的な学習の時間で授業をしました

2022年4月18日、本学部初等学習開発学専攻の3年生が、静岡市立清沢小学校で5、6年生を対象に授業をさせていただきました。
清沢小学校では、総合的な学習の時間において「藁科学」と呼ばれる清沢ふるさと学習に取り組んでいます。その中で今年度の5、6年生は、清沢の「財」の一つとして「棚田」を探究しようとしています。そこで、現代的な課題に関する探究的な学びの開発を目指している本専攻の学生が、米作り、棚田に関する問題意識を子どもたちが生み出す学びのきっかけとして、専攻の特色を生かした授業を構想し、実践させていただきました。
なお、本実践は令和3年度「静岡大学地域連携応援プロジェクト」に採択された「初等学習開発学PBL」(プロジェクトベースの学び)での取り組みを展開させたものの一部です。
プロジェクトでは、小・中学校の実践を支援することを目指すとともに、学校の特性(山間地域や広域からの通学等)と結びついた実践上の課題に学生自身も学びながら取り組むことで真実味のある文脈の中で学生が学びを深めることをねらいとしました。また専攻科目「初等学習開発学PBL」では、今年度、附属島田中学校、附属静岡小学校、イーエーエスブラジル人学校での実践を計画しています。
このような取り組みに興味を持っていただいた地域の教育機関との新たな連携も目指しています。

授業の様子