附属静岡中学校鈴木孝則教諭が文部科学大臣優秀教員表彰を受賞

 このたび附属静岡中学校の鈴木孝則教諭が、文部科学大臣優秀教員表彰を受賞されました。
 この表彰制度は、教職経験10年以上かつ35歳以上の現職教員で、学校教育における実践等に顕著な成果を上げた者として各推薦者(国立大学法人学長、都道府県教委・知事)からの推薦を受け、文部科学省の審査を経て決定された教員を表彰するものです。今回の被表彰者数は828名で、そのうち国立学校関係が16名でした。表彰式は、1月28日(月)、東京都港区にあるメルパルクホールにて挙行されました。
受賞した鈴木孝則教諭は、静岡県島田市の中学校に勤務した後、平成20年度から本学教育学部附属静岡中学校に赴任され、平成24年度は生徒指導部の部長を務めておられます。

 鈴木教諭は、年度当初に指導部長として、『事細かく生徒に指導・指示するのではなく、生徒の声にじっくりと耳を傾け、その心情を理解し、ともに悩み、考え、行動することを第一とする』と生徒指導の指針を示しました。その取り組みは、全校キャンプや体育祭など、三年生を中心とした縦割り活動を通して生徒個々の生きる力を育むことにつながっています。鈴木教諭は、生徒指導を長期的視野に立って生徒の自発的な力と自浄力を育むものとしてとらえ、日々学校生活の安定化と活性化の実現に努めてこられました。それらの功績により、学校教育の生徒指導において顕著な成果を挙げた者として受賞されました。
 鈴木教諭は受賞後の2月20日(水)に 石井理事、内田附属静岡中学校校長、山本副校長とともに、本学伊東学長を訪れ受賞の報告を行いました。伊東学長からは、鈴木教諭の表彰は本学としてたいへん喜ばしく名誉なことであるとの激励と祝福の言葉が寄せられました。