【防災・減災×ICT】 フィンランド オウル大学との国際共修「SDGsサマープログラム」を実施

8月21~26日、フィンランドと静岡の学生たちが共同でSDGsサマープログラムに取り組みました(主催:国際連携推進機構 共催:教育学部・防災総合センター)。この事業は、SDGs達成度が世界1位であるフィンランドと連携し、同国オウル大学でITを学ぶ学生を静岡に招待し、静岡で防災・減災を学ぶ学生とともに「防災×IT」を軸とした教育プログラムを実施するものです。

8月7~9日に実施された事前のオンライン研修の後、オウル大学の学生たちが滞在する1週間の期間において、本学の学生とともに、静岡県をフィールドに地場産業、自然環境、歴史を学び、「気候変動とそれに伴う自然災害のリスクをICTはいかに低減しうるか」を主テーマに活動しました。

プログラム参加者は、3つのグループに分かれて活動し、考察するテーマを決め、最終日にプログラムの成果発表を行います。前日の24日には、教育学部 藤井基貴 准教授(国際連携推進機構 副機構長)と大瀧綾乃 講師らが各グループにフィードバックを行い、成果発表に向けたアドバイスをしました。

教育学部の遠藤さんとオウル大学のAndreasさんらのグループでは、「地震と津波」を考察テーマとして、津波アラートの問題点と改善案を発表し、新たなアプリケーションを提案しました。

なお、本プログラムは、全て英語で行われ、参加学生たちが、グループ内で積極的に英語を使ってコミュニケーションをとり、プロジェクトを遂行しました。学生にとって英語力とコミュニケーション力を伸ばす素晴らしい機会となりました。

※本事業は日本万国博覧会記念基金より助成を受けて実施されました。

発表グループにアドバイスする大瀧先生

発表グループを紹介する藤井先生

結果発表に向けてフィードバック

静岡新聞に取り上げられました