【教育学部】日本税理士会連合会との講座開設 
-将来の租税教育を担う教員養成のために-

静岡大学は、日本税理士会連合会から助成をいただき、新たに現役税理士による講義を実施します。将来教員となる学生が、税理士による租税教育の講義を通じて学び、児童生徒への租税教育の充実を目指します。

本取組は、教育学部の授業「社会科教育特論Ⅱ」において、現役の税理士を講師に招き、税理士による租税教育に関する講義を行い、将来教員となる学生たちが、授業を通じて租税教育についての知見を身に付け、社会科教師として必要な教科指導力を習得することが狙い。

7月10日には、助成金の目録贈呈式が静岡キャンパスで行われ、日詰一幸学長が同連合会の神津信一会長から、目録を受け取りました。

神津会長から、「税のことを学ぶことなく大人になっている現状がある。今回、将来先生になる学生に教育することで、小中学校の子どもたちに税のことを知ってもらうことに繋がっていく。」と期待いただきました。

日詰学長から、「講師である税理士の方々から、実務の経験を伝えていただき、充実した社会科教育となるよう力を貸していただきたい。」と述べました。

同席した熊倉啓之教育学部長から、「静岡大学教育学部は、『社会に開かれた教育課程」を重視し、専門家と連携しながら教育し、教員を養成していく。」と決意を語られました。

将来の租税教育を担う教員養成のために