卒業生の笹瀬正樹さん(一般社団法人Wakwak for Everyone代表)がミニセミナーを開催

6月1日、本学卒業生の笹瀬正樹さんによる学生向けミニセミナーを開催しました。
笹瀬さんは2012年に教育学部(理科教育専修)を卒業され、2014年に教職大学院(教育方法開発領域)を修了されています。大学院修了後はJICA海外協力隊としてパプアニューギニアに赴任し、小学校教育隊員として2年3ヶ月間業務に従事されました。現在はタンザニアで日本のNGOが運営する学校のスタッフとして働きながら、一般社団法人「Wakwak for Everyone」を設立して、パートナーの瑞穂さんと国際的な教育活動を展開されています。

開催したミニセミナーでは学生たちにタンザニアやパプアニューギニアの生活や文化などについて紹介し、学生たちからも海外経験や教育文化について質問が相次ぎました。
また、学部時代の指導教員である熊野善介名誉教授、国際連携推進機構(日本語教育)の熊井浩子教授と面談し、さらに、教育学部藤井基貴准教授の研究室では今月中旬にパプアニューギニアで披露する道徳紙芝居について意見交換を行いました。

笹瀬さんは今回の一時帰国を経て、6月7日から7月10日までパプアニューギニアに渡航される予定。現在、パプアニューギニア日本国特命大使は本学卒業生の渡邊信之氏が務められており、現地での面会も予定されているとのこと。静岡で学んだことを世界に伝えたいと今後の意気込みを語られました。

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笹瀬正樹さん(中央左側)国際協力のフィールドで活躍しています