小林朋子研究室が「ジャパンレジリエンスアワード(強靭化大賞)2018」最優秀レジリエンス賞を受賞

教育学部小林朋子研究室(教授 小林朋子)では、子どもたちのレジリエンスを育てる「富士山モデル」を提案し、静岡県内の小中高校や適応指導教室といった学校や機関と連携し、2013年度から実践を積み重ねて子どもたちのレジリエンスを向上させるための実証的な研究を進めています。レジリエンスは「精神的回復力」「立ち直り力」とされていて、子どもたちが様々な困難に出会ったときに落ち込んでもそこから回復していくために必要な考え方や行動の仕方を身につけられるように実践を行っています。
今回、その実践が評価され、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会より最優秀レジリエンス賞(人づくり、コミュニティ、リスクコミュニケーション分野)を頂きました。ジャパンレジリエンスアワードは、次世代に向けたレジリエンス社会構築に向けて、強靭な国づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる先進的な企業・団体を評価、表彰する制度です。小林朋子研究室では、教員と学生たちが子どもたちのレジリエンスを育てる実践を学校・機関と連携しながら、今後、この実践を全国に広げていく予定です。