大学院

教育学研究科について

アドミッション・ポリシー

育てる人間像

[教育実践高度化専攻]
 教育に関する高度な専門的力量と見識を備え、校内外の様々な専門機関との間で適切な連携関係を構築し、学校や地域の教育リーダーとして活躍できる高度な専門的職業人としての教員を育成します。

目指す教育

[教育実践高度化専攻]
 教育に対する使命感や倫理観等の教育的素養を高めるとともに、理論知と実践知とを往還・融合する新しい知識体系の構築に取り組み、教科の専門性や学習理論等に基づく「授業力」、教育心理学や臨床心理学等を踏まえた子ども理解に基づく「生徒指導・支援力」、現代的な教育課題に対応する「教育課題対応力」、学級や学校組織の協働化・活性化を図る「学校改善リーダーシップ」に基づく高度な実践的指導力を身につける教育を行います。

入学を期待する学生像

[教育実践高度化専攻]
 学部卒等大学院生については,「教員としての基礎的・基本的な資質能力を身につけていることに加え,他者と協働する力を備えていること」を,一定の教職経験を有し修了後に中核的中堅教員として活躍が期待できる現職大学院生については,「本専攻で学習する目的とねらいが明確であり,豊かな教科指導・生徒指導の実践経験を有していること」を求めています。また,学部卒等大学院生・現職大学院生双方に共通して,授業力,生徒指導力,教育課題対応力や学校改善リーダーシップの基礎となる理論と実践を往還させて,教育課題・組織課題を解決していく高度な実践的指導力を育成・向上したい人を求めています。

入学に必要とされる資質・能力

[教育実践高度化専攻]
 学部卒等大学院生については、「教員としての基礎的・基本的な資質能力を身につけている」かどうかを判定するために、筆記試験として、教育に関わる本質・目標論、制度・経営論及び内容・方法論を問う「教育原理」と、心理・教育に関する統計・資料文書等を読み取ったり、教育心理学の理論を教育実践に則して解釈したりすることを問う「教育心理学」の問題を出題します。また、修学動機・意欲や目標、「他者と協働する力を備えている」かどうか等を評価するために、口述試験を行います。
 現職大学院生については、「本専攻で学習する目的とねらいが明確であり、豊かな教科指導・生徒指導の実践経験を有している」かどうかを判定するために、口述試験を行います。また、教職経験が8年以上の場合は、志願動機や修学目標・計画と関連づけて記載する「これまでの教育実践の概要」の事前の提出を、8年未満の場合は、今日的な教育課題等に関するテーマについての小論文を課します。