太田未来さん(教育学研究科 理科教育専修2年)が2019年度日本ベントス学会学生優秀発表賞(口頭発表)を受賞しました

本学教育学研究科理科教育専修2年の太田未来さんが、2019年9月18日〜20日に静岡市で開催された日本ベントス学会・プランクトン学会合同大会にて、2019年度日本ベントス学会学生優秀発表賞(口頭発表)を受賞いたしました。発表題名は「二枚貝の潜没様式と足表面の粒子運搬」で、11種の二枚貝類について堆積物中に潜没する際の足の運動様式を比較検討し、砂底や泥底への適応が潜没初期の足の運動機能に関係していることを初めて解明しました。化石としても豊富に産出する二枚貝類の生きた姿を動画撮影し、身近な化石試料に命を吹き込める理科教材を開発するべく、5年間にわたって、指導教員である延原尊美教授の研究室で共著者の他の卒論生とともに観察を重ねてきた成果をまとめたものです。