大学院

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在学生の声

理科教育専修 石川 遥

私は今年の春に山形大学理学部から静岡大学大学院の教育学研究科に入学しました。現在は、小学校教員免許取得プログラムにて小学校教諭一種免許に加え中学校教諭一種免許取得に取り組んでいます。
山形大学入学時は高校の教員を目指していましたが、東日本大震災の復興や山形でのまちづくりに携わる活動等を通して小学校の教員を目指したいと思うようになりました。地元静岡にある静岡大学の大学院では、免許を持たない人のために小学校教員免許を取得できる3年間のプログラムがあることを知り、教育学について研究を行いたいと思いから大学院進学を決意しました。
最初の頃は大学も専門分野も変更したことで戸惑いもありましたが、大学院の授業や研究室のゼミを通して理学と理科教育学での学びの違いが見えるようになり、教育学での研究について理解が深まりつつあります。また、小学校での学習支援ボランティアを通して長期的に現場に関わりながら、学部の授業で学ぶことができるので実践と勉学の両立により、大学院での学びがより充実したものとなっています。
授業や研究、ボランティア等を通してより充実した3年間を過ごしていきたいと意気込んでいる次第です。
英語教育専修 小林 典子

私は現在専門学校で英語講師として勤務しています。学習者はそれぞれ不得意な技能があるため、その効果的な指導方法は様々で、学生たちの疑問に応え、どうすれば英語上達の達成感を実感させてあげられるかと悩んでいました。そのためには、指導者として英語についての知識を深めるだけでなく、第二言語習得のメカニズムを理解することも必要なのではないかと考え、教育学研究科で学ぶ決意をしました。
大学院の授業では英語学・指導法だけではなく、研究を進めるために必須となるデータの分析方法や統計方法を学びました。また、ゼミでは言語習得に関する最新の研究について学び、より客観的に事象を捉えるための知識を得ることができました。
1コマ90分の授業は気づけばあっという間に終了しています。学習者を引き付けられる授業の活動内容、その時間配分と授業の組み立て方を学習者の視点から分析できた点も、指導者と学習者の立場を並行で行う経験の副産物であったと思います。
三児の母であるため、仕事・学業・家事を同時にこなさなければならず、それは予想以上に大変でした。修士論文完成は、長期履修制度を利用せずには成しえなかったと思います。同期の院生達は我が子ほどの年齢ではありましたが、学業の悩みを共有し合う素晴らしい仲間の存在が励みになりました。様々な環境の学生を受け入れる包容力のある静岡大学に感謝しています。
保健体育教育専修 山﨑 友子

私は、現在静岡県内の公立中学校に勤務している養護教諭です。経験年数は30年を超えもうすぐ退職の時期を迎えますが、長年実践していてもなかなか児童生徒の健康課題解決に結びついていない、定着していないことが自分自身の課題と感じていました。諸先輩の話や各種研修会に参加する中で、年齢に関係なく自身のスキルアップを高めることが大切と教えられ、このたび大学院に進学しました。
静岡大学でこの保健体育専修に養護教諭で入学したのは初めてだそうです。しかし、保健体育教育の中の学校保健学という分野は、養護教諭の実践と大変関わりが深い分野です。また、私よりずっと若い院生の方々と議論することによって視野が広がり、柔軟な思考力を身に付けることができたらと期待しています。
働きながら大学院で学ぶに当たって、長期履修制度を利用することができたことも魅力のひとつでした。たくさんの方々のご理解とご協力を頂き、自分の挑戦ができることに感謝をしています。
学校教育研究専攻 理科教育専修 小林 美沙希

私は常葉大学教育学部から本大学院に入学しました。常葉大学では初等教育を専攻していましたが, 教育実習の経験から中学校の教員になりたいと思い, 中学校との提携を強くもつ,静岡大学大学院への進学を決意しました。昨年1年間は大学院の授業を受けつつ, 附属中学校にて非常勤講師をしていました。附属中学校での先進的な理科教育に触れ, 今後の学校教育では探求的な能力を育てることの大切さを感じました。そこで私は現在 5月から約3ヶ月間静岡大学の姉妹校であるアメリカのNebraska大学にて, 問題解決型を重視した理科教育について学んでいます。アメリカは州ごとに様々な教育実践を行っていることで有名です。Nebraska大学では英語習得の集中講義の受講に加えて, 大学が主催する科学教室に参加しており, 充実した日々を送っています。たくさんの方々のご協力と励ましを頂き、大学院の生活の中で自分にとって大きな挑戦ができることに感謝しています。
共同教科開発学専攻 人文社会系教科学分野 田村 知子

私は現在、博士課程で、日本語を母語とする大学生のための英語の語彙の習得と指導の研究をしています。修士課程での専攻は英語学でしたが、修了後、英語教員となり、また自分自身も学習者として英語を学び続けるうちに、第二言語習得に対する関心が深まり、特に、英単語の習得はなぜ困難かという問いを追究したいと思うようになりました。
入学後、「教科開発学」という学際領域の構築を目指す本課程は、私に適した学問の場であると気づきました。教壇で得た自らの問題意識に沿って、英語学、第二言語習得論、英語教育学などの領域を自由に架橋する研究ができるからです。また、学業と仕事の両立を支援する配慮がされており、様々な専門や経験を持つ先生方や院生から新たな視点や刺激を得られることも、本課程の良さであると感じています。この研究環境を生かして、教育現場の課題とニーズに応えられるような博士論文を執筆し、その成果を教育研究へ還元したいと願っています。