静岡大学教育学部 村越 真 教授  講演・報告会「南極観測における人文社会学研究の可能性」

 第59次南極地域観測隊同行者に選ばれ、11月27日から3月23日までの間、南極の昭和基地を中心に研究を進めていた村越真教授による研究報告会が、多くの来場者をむかえる中で開催されました(4/26)。
 村越教授の今回の研究テーマは「フィールド安全教育プログラムの開発に向けたリスク対応の実践知の把握」です。認知心理学的な手法によって、過酷な自然環境のリスクを隊員がどの程度特定できているか、また特定能力に影響する要因は何かを質・量的研究によって明らかにしようとするものです。
 当日の報告会は、「南極観測における人文社会学研究の可能性」と題され、研究成果の一端とともに、昭和基地や観測船「しらせ」の生活の様子も紹介され、来場者の方々を興味深い極地の世界に誘っていただきました。 
 村越真教授のブログは以下のURLとなります。南極の様子が報告されていますので、ご堪能ください。
 https://www.shinmurakoshi.com/blog/

【報告会の様子】


【報告会で紹介された南極の写真】